ではお2人目の講師
寺島保太良商店さん 寺島大悟さんの講座レポです。
●寺島保太良商店=============
創業明治30年、金銀糸製造卸販売。京都の地場産業をはじめとして、
日本各地に金や銀の輝きを「糸のかたち」にしてお届けされています。
金銀糸を通じて、お客様や地域の「宝物づくり」をお手伝い。
HP http://www7.ocn.ne.jp/~terayasu/twitter https://twitter.com/intent/user?screen_name=terayasukinnshi
face book http://www.facebook.com/kyoto.kinginshi.terayasu
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◇◆寺島さんからのお話スタート!◆◇
寺島さんのお話もやはり参加者の方との対話からスタート。
「金銀糸(きんぎんし)がどうやって出来ているか知ってますか?」
寺島さんがこの質問をすると、9割の方は金銀糸をご知らないとのことです。
しかし、寺島さんはそれを「可能性」と捉え、次世代の方に金銀糸を知ってもらおうとされている
とても温かく誠実なお人柄が印象的でした。
金糸銀糸はこれだけの種類があります! |
帯用、刺繍用によって 糸のある部分に違いがあるとのこと。 |
金糸(きんし)をつくる時には「箔押し職人さん」が携わっているなど
具体的なお話ばかりで一同理解が早い!!
この箔押し職人さん、
和紙(60cm×125m)の上に接着剤として漆を塗り、そこに三寸七分の金箔を5600枚~5800枚を1枚1枚貼っていく作業を全て手作業で行っているようです。また箔押し職人さんのは京都府が97%のシェアをほこっているようです。
お次はお仕事のお話。
寺島さんは、金糸銀糸(きんしぎんし)屋として、京都だけではなく日本各地のお客様を回っておられます。
現在、金糸が使われている場所として、
水引き、小学校の旗、さらにはお相撲さんの化粧回しや緞帳
お客様には、淡路島などのだんじり祭りのお神輿などがあります。
最後に、「将来のビジョン」として。
独自に商品開発も行っている寺島さん。消費者に金糸を身近に感じてもらえるようにと
着用の戦国ジャケット、ハンチングを始めカッコイイ商品を作られています。
帽子の上に金糸を図柄のように並べ、 それを裁縫糸で帽子に縫い付けて作っています |
帽子の裏はこんな感じ。 なるほど、黄色と銀の糸で帽子にくっついているようです。 |
かっこいい! |
あっという間に時間は過ぎ、定刻の17時に。
名刺交換を始め、お互いの自己紹介や近況をシェアされていました。
最後に、講師の方を中心に
本日参加してくださった皆さんと記念写真。
ありがとうございました~♪
次回第二回は5月頃開催予定です。またblogでも告知しますね。
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お一人目野村守さんのお話についてはこちら
あらしやま大学って何?はこちら